2023年 3月26日 初版第1刷
著者/ 長谷川祐輔
制作協力/ 阿部七海
デザイン/ 三上悠里
発行所/ 一般社団法人哲学のテーブル
印刷・製本/ 株式会社山田写真製版所
2022年度の一年間、アーティストや俳優によって「経堂アトリエ」で行われた展覧会・上映会・共同制作を哲学的実践とみなし、著者自身が当事者としてかかわりながらそこから見えてくる言葉や風景について書いた記録集。
★著者プロフィール
長谷川祐輔(はせがわ・ゆうすけ)
1993年生まれ。新潟大学大学院博士前期課程修了。修士(文学)。
専攻は美学・フランス現代思想。
作家や俳優など、幅広くアーティストとの共同制作を通して開ける哲学の可能性を探求している。
2023年、一般社団法人哲学のテーブルを立ち上げる。
リサーチマップ : https://researchmap.jp/Yu_hasegawa
★哲学のテーブルとは
2023年に長谷川祐輔と阿部七海が設立メンバーとなって立ち上げた団体。
アーティストや俳優をはじめ幅広く制作活動に関わる人との共同制作をひとつの哲学的な実践とみなし、そこから見えてくる哲学のスタイルを探求することを活動の軸としている。
公式instagram:https://www.instagram.com/tableofphilosophy/
活動報告:https://note.com/tableofphilo/
★目次
はじめに 哲学と制作──経堂アトリエでの実践
1.「ほんのちょっとしたこと」をささえるもの
2. 俳優と哲学の最少単位
3. 生活の音素と「ぐぜり」について
4. フィクションの輪郭
5. 星を猫とみなすこと
おわりに テクスト(言葉)からテクスチュア(きめ)を救うこと